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皇室に敬意なき民主党が女系天皇容認へと動く

  皇室への敬意を著しく欠く民主党が 「 女性宮家 」 創設のため皇室典範の改正に手を付けようとしていることに、大いなる危惧をいだく。

  天皇陛下を 畏れ多くも 伊勢の「 特殊法人 」に追いやって、“天皇制”を廃止する。皇居をセントラルパークにして、「 アジア平和記念館 」 をつくり、アジアの留学生を呼ぶ。こんなことを大真面目にうそぶいてきた民主党の議員がいる。日米安保条約を破棄し、日本国憲法は1条から8条までをやめ、9条から始めるべきだとも主張する。
 こんな狂気じみたことでも叫ばないと、世間から相手にされないと思ったのであろうが、
馬鹿馬鹿しくて、とりあげる気にもならない話だ。強がって見せたのは、ピースボートの辻本清美という、某過激派集団にもつながっているといわれている女性である。去年まで社民党にいた反日的な目立ちたがり屋だ。

  こういう話は社民党や共産党に限ったものではなく、政権党たる民主党の風土、体質をも彷彿させるような話題ではないか。
  民主党は左翼労組が支えている政党である。自治労、公務員労組、日教組に加え、解放同盟、韓国民団などもあり、朝鮮総連にも繋がっている。民団は“慰安婦”問題を誇張偽装する反日集団であり、総連は拉致実行犯の巣窟だ。

  これら労組の主張に見える共通点は、戦後リベラルから脱却も身動きもできない、度し難い幼稚さである。反日・反米、親中・親北、日の丸・君が代反対、外国人参政権賛成、朝鮮学校授業料無償化、日米中正三角形論、東アジア共同体の主張などであり、朝日新聞の反日主張とまるまるそっくりだ。
 年金記録のサボリ、日本の教育破壊、韓国・朝鮮人からの献金、拉致実行犯釈放嘆願書署名などの犯罪的行為も多く、「竹島は韓国に譲れ」という主張などもあった。

  また民主党政権は公務員給与削減をやると言い続けてきた。しかし、左翼労組にがっちりと支えられている民主党に、公務員改革などできるはずもなかろう。
  そしてこれら左翼・左派勢力は戦後一貫して、不自然なほど執拗に 「反天皇」 「反皇室」 を叫び続けてきた。


  民主党が左翼労組の支持に頼り、抜き差しならぬ関係にある現実は、もはや政党というものを通り越して、偏向した特殊結社になってしまっているということだ。
  このような民主党にあって、保守色が強いとされる野田首相には期待したいところもあるが、女性宮家を創設したいという彼である。どういう皇室観をもっているのか疑問がある。
  男系で維持されてきた皇統の歴史をどうみているのか、現在のところ本音が見えてこない。小泉元首相の例もあり、甘い期待は禁物であろう。


   “天皇制”廃止の本音がちらつく民主党

  民主党政権の皇室に対する不遜な言動は目に余る。皇室の長い歴史や伝統に対する問題意識が欠落しており、皇室に対する敬意が全く感じられないのである。


 例をあげておこう。

●鳩山内閣と小沢一郎幹事長(当時) : 平成21年暮れ、中国の習近平国家副主席が来日した際、幹事長が首相とともに、陛下との特例会見を強引に実現させた。小沢氏は「内閣が判断したことについて、陛下がその意を受けて行動なさることは当然のことだ」と述べた。天皇の政治利用を正当化した傲慢な発言であった。「陛下にお伺いすれば、(会見を)喜んでやってくださると思う」と陛下のご意思を勝手に忖度もした。天皇・皇室への礼儀を著しく欠く行為である。
  陛下の政治利用にあたると懸念を表明した羽毛田宮内庁長官に対して「内閣の一部局の一役人が内閣の方針にどうだこうだというなら辞表を提出した後に言うべきだ」と述べ、辞任を要求した。「陛下に指示と同じ」、「亡国だ」 などという新聞の見出しがおどった。
 韓国での耳を疑う 「天皇訪韓“結構”」 や 「危うい天皇観」 についての発言、その政治利用もあった。天皇・皇室に対する崇敬の念を欠く傲慢さである。小沢氏は女系天皇を容認すべきだとの軽々しい発言もしている。
  鳩山由紀夫元首相も小沢氏と同罪であり、
氏が皇室に敬意を抱いている様子は見えていない。
●菅直人前首相は天皇や皇室、国家も眼中にない市民派だ。副総理時代の一昨年11月、政府主催の天皇陛下ご在位20年記念式典で、陛下のご臨席の中で居眠りをしていた。

岡田克也外相は閣僚懇談会で、国会開会式でのお言葉に「陛下の思いが入るように工夫できないか」と述べ、批判を受けた。
 陛下の思いを尊重したいという気持ちはわかるが、天皇は政治からは距離を置くのが定めだ。踏み込んだお言葉は、政治的な思惑にからめとられる危険をはらむ。

●中井洽衆院予算委員長は昨年、「議会開設百二十年」記念式典で、来賓の秋篠宮ご夫妻に対して、「早く座れよ、こっちも座れないじゃないか」と暴言を吐いた。

 宮中晩餐会には全閣僚が招待された。しかし、
● 一川保夫防衛相は、宮中晩さん会を欠席して民主党議員の政治資金パーティーに出席した際、「こちらの方が大切だ」と豪語した。
●川端達夫総務相、細野豪志環境相、山岡賢次国家公安委員長も宮中晩餐会に招待されたが、いずれも欠席した。
●蓮舫行政刷新担当相は宮中晩餐会に招待されたが、晩餐会前に携帯電話を使った。

●平山誠参院議員(無所属、民主党会派)は、9月13日の臨時国会開会式に臨席された天皇陛下を携帯電話のカメラで撮影した。
辻元清美議員(元社民党)の“天皇制”廃止論は以下の福島瑞穂と同じである。
福島瑞穂議員(社民党党首)は“天皇制”を廃止し、皇居には「日本がアジアを苦しめた」資料を掲示し、アジア平和記念館なるものを作ろうと言う考え方をしている。これに反対する社民党議員は一人もいないという。


  女系天皇は皇室廃絶のための有力な手段である

  女系天皇には正当性が全くなく、天皇の権威付けは不可能である。したがって女系天皇が続くことはあり得ず、結果として皇統は廃絶してしまうという憲法学者の主張がある。注目すべきことである。
  しかもこの主張は、男系男子維持派ではなく、皇室廃止論者によってなされているという点で重要である。このような主張を行う学者は多いが、その代表例は、憲法九条に固執する 「九条の会」 の憲法学者・奥平康弘東大名誉教授であろう。


  社民党は“天皇制”廃止を唱える一方で、何故か女系天皇には賛成している。“天皇制”廃止を目的としながら、ひと先ず女系天皇を容認しようというのも、これら憲法学者の主張を学習しての結果であろう。
  サルマネ戦術とでも言っておきたい。民主党のなかの左翼分子も同じことを考えていると見られる。


  民主党、社民党などに限らず、“天皇制”廃止をたくらむ集団が、女系天皇容認を“天皇制”廃止という目的のための有力な手段であると、考えているのは間違いない。
  野田内閣の「女性宮家」創設の動きには、「女系天皇」への布石が込められていると見るべきであり、国民はこれにごまかされてはならない。

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