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どこまで続く愚かで間違った謝罪

昨日8月15日は終戦の日、65回目の 「 戦没者を追悼し平和を祈念する日 」 であった。
日本武道館にて約6千人の参列者全員が国歌を斉唱。天皇陛下より
「 全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から哀悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります 」 とのお言葉があった。このお言葉こそ全国民の心からの気持ちそのものだ。
一方菅首相は、「 アジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えた 」と反省の意を強調した。またこの日は、政府に記録が残る昭和60年以降初めて全閣僚が靖国神社に参拝しない異例の日となった。

これに先立ち日韓併合首相談話が
10日に発表されたが、これにはまったく失望させられた。日本の抱える歴史問題を悪い方向に蒸し返す”国を誤らせる歴史談話”であったからだ。

民主党政権は普天間にしても、歴史認識にしても、重要問題を解決する能力を欠いているといわざるを得ない。国家にとって外交上敏感な問題を収斂させるどころか、わざわざこれを間違った方向にとりあげ発散させることで、日本の国益を大きく損なっている。
首相と官房長官の自己満足と薄っぺらな正義感のためだけの談話である。国民としてこれほど不愉快で迷惑な話はない。

日韓併合100年というが、日本が韓国を支配・統治したのは35年間であり、統治が終わってもう65年も経過している。
日本はこの間、謝罪に謝罪を繰り返してきた。何回謝罪してきたことだろう。
未来を展望する政府であるならば、謝り、謝らせが続く関係には終止符を打たねばならない。
原因は日本に謝らせようとする自虐的な日本人自身と日本のマスコミにある。左翼政権がこれに加担したのである。
謝罪談話が出ることによって歴史が歪められ今後の日本にどれだけ悪影響を与えることになるか計り知れない。解決済の賠償問題も蒸し返され、将来の世代に禍根を残すことになろう。
今回の談話は、国民の合意も、党の合意も全くない、菅・仙石・鳩山らごく一握りの民主党首脳だけの私的功名心とも言える一方的な談話だった。
いったいどこの国の内閣か、どこの国の首相・官房長官か。ほんとうに残念である。

政府はこれまで、日韓基本条約と関連協定で、両国は個人補償請求権問題を「完全かつ最終的」に解決しているという立場を一貫してとってきた。
仙石氏は「日韓基本条約は一つのけじめだが、市民レベル、庶民レベル、民族レベルでいろいろなものが残る。未来指向の障害となるものを取り除く努力をすべきだ」と新たな保証に前向きだ。馬鹿ではないかと言いたくなる姿勢だ。

談話の最大の問題は、一方的な歴史認識である。
村山談話より踏み込み「植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられた」として、「多大の損害と苦痛」に対する「痛切な反省と心からのお詫びの気持ち」を表明している。
今回の談話につき以下に、天上大風が考える問題点を整理してみる。

●”談話は間違った歴史認識に基づいている”
明治以降の日本の先人たちの努力をほぼ全面否定し、韓国への過剰な配慮、韓国の
立場だけを述べたものだ。「 意に反して行われた併合 」は事実ではなく、韓国史観の引き写しかと見まがうばかりだ。
日本の朝鮮統治35年間は、鉄道建設や教育の普及など近代化に果たした役割は大きい。創氏改正や日本語教育も行ったが、それらは強制されたものではなかった。
韓国では日韓に関係する歴史の真実を語る「言論の自由」がない。都合に合わせて歴史を歪曲する伝統がある。
後段の●”「日韓併合」の真実”を参照してほしい。

●”歴史問題解決に逆行し火に油を注ぐ談話”
   ”
決着済みの問題を蒸し返す談話”
今回の謝罪で終結するところは一つもない。それどころか要求には火がつき今後益々膨張していくだけだ。
昭和40年に締結した日韓基本条約で、双方の請求権は「完全かつ最終的に解決された」と明記されている。これを談話というあいまいな形で表現した。際限のない保障は条約に反し許されない。賠償が蒸し返され、将来の世代に禍根を残すことになる。


さっそく韓国では日本非難が出た。「植民地支配の強制性を認めた部分が入った。しかし併合条約自体の法的無効については、依然として言及されていない」、「強制動員された被害者に対する賠償問題と従軍慰安婦問題などが言及されていない」。また光復会が菅談話を一蹴し、天皇の謝罪を要求した。

中国各紙もすぐさま反応した。「日本の植民地支配や侵略を受けたのは韓国にとどまらない。北朝鮮も冷酷な統治を受けた。中国、東南アジア諸国も同様に日本帝国主義下の苦痛を味わった」と主張。「日本は中国に対し、反省は示しているが、謝罪の言葉は一言もない」と述べた。中国人の対日感情に変化の兆しが表れていた矢先である。謝罪要求の動きを再燃させることになる。

竹島の領有権問題や慰安婦の保障問題などをからめて来たときに、今回の談話があっては毅然とした対応がとれる筈がない。悪影響を及ぼすのみだ。
また返す必要のない文化財”王朝資料等書籍”の返還もするようだが、昭和40年の文化財文化協力協定で最終的に決着している話だ。
首相談話は日本政府の公式な歴史的見解としての意味をもち、後の内閣の行動などを事実上拘束する。どこの国の首相の談話なのか。まったく困った話である。

●”一部の政権トップの私的な談話だ”
菅・仙石等ごく一部のトップの売名的・売国的な間違った歴史認識だ。官房長官仙石の歴史に対する無知と傲慢ぶりには目を覆うばかりである。
菅・仙石政権は今回は、余計なことはせず静観していればよかった。わざわざ寝た子を起すように無策な談話を発表したために、韓国にみならず、中国世論までも騒ぎ始めているではないか。談話発表に執念を燃やした官房長官の薄笑いする卑屈な顔だけが目立つ。


●”「日韓併合」の真実
日本国民は、次のような1~9の事項につき、日韓併合の事実関係が具体的な資料で証明されていることを真摯に学ぶべきであろう。こんな詳細な話まで天上大風は知らなかった。一刻も早く日本の多くの人に理解していただくよう天上大風は希望してやまない。
戦前の生々しい記事と写真などの動かしがたい証拠がある。
なんとあの朝日新聞が当時の朝鮮版などで、その動かぬ証拠を示していたのである。   証拠とは--水間政憲著の最新刊--
『 朝日新聞が報道した日韓併合の真実 』 --韓国が主張する「七奪」は「七恩」だった--だ。
このほかにも2006年のソウル大教授の李榮薫氏らの研究学術報告など多数がある。「日本総督府が土地を奪って日本人に与えた事例は皆無であった。総督府は土地紛争については公正であった」との学術報告だ。「代案教科書」として発行され、同書は数年のベストセラーとなっている(櫻井よしこ)。

菅・仙石氏を始めとする民主党国会議員全員、現在の朝日新聞論説委員諸氏、左翼ジャーナリズム、左翼知識層などの人々は「日韓併合」の真実」を必読すべきであろう。社民党・共産党・自民党左派もそうである。

1・在日朝鮮人の日本への強制連行
「強制連行」どころか、密航までして日本を目指した朝鮮人であったことが判明している。日中戦争勃発後も日本への密航者が続出。炭鉱夫の「物凄い稼高」。苦悩した吉田茂首相が在日朝鮮人の全員送還をマッカーサーに要望した記録に明白だ。
朝日新聞朝鮮版と「公文書」によって、民主党らが「外国人参政権付与」の根拠にしていた「在日朝鮮人は強制的に日本に連行された」との言い分は、完全に破綻した、としている。
2・日本は朝鮮半島に莫大な遺産を残した
朝鮮半島で近代化が進展した。本土と同等の教育を実施。鉄道輸送の開始。日本建築構造物など、朝日新聞の生々しい記事がある。
3・「創氏改正」は強制ではなく氏の創設は自由であった”
4・慰安婦強制連行
1970年代以降、「慰安婦強制連行」説を主導してきた朝日新聞の報道が、捏造と誤解の産物であることはすでに明らかだが、このことを当時の朝日新聞朝鮮版が詳しく証明している。強制連行した真犯人は「朝鮮人業者」である動かぬ証拠がある。
米国議会のホンダ氏はこれでも日本に謝罪を求めるというのか。

5・朝鮮語の禁止、言葉を奪ったのはほんとうか”
それどころか、ハングルを広め、教えたのは日本であった。
伊藤博文が韓国近代教育の礎を築いた。朝鮮人たちは日本軍志願兵募集に殺到したとの記事がいっぱいある。
6・農地の強奪ではなく、朝鮮農民の土地・地位・財産を守り育てた"日帝"の功績”
小作農困窮の真犯人は「李氏朝鮮」だった。
7・韓国の古地図にあった竹島は日本領
やっぱりあった日本領を示す韓国の古地図。
8・”文化財の強奪ではなく朝鮮文化と文化史を守った総督府
9・本土と同等の教育を実施

朝鮮半島で日本が実施したと云われてきた「七奪」が、日本による「七恩」どころか、ことごとく朝鮮人に恩恵を与えていた事実があったのだ。
この件については在日韓国・朝鮮人の方々には大きな反発があろう。しかし上のような朝日新聞報道の事実があったことは否定のしようがないのである。

インドネシアやインドやベトナムなどでも、旧支配国に対して、「謝罪と反省」の要求がでているのか。否だ。
韓国の人たちの歴史認識の特異さは異常ではないだろうか。台湾では韓国のような一所懸命さ、異常さはない。

仙石氏は「植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあった」と発言した。こういう事実は全くない。
韓国は長年、国土の4割の土地を日本人が奪ったと教科書に書いて、教育してきた。これは2006年、ソウル大教授の李榮薫氏らの研究で全面否定されている(上記櫻井よしこ氏による)。

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